「中立性に疑念がある」立憲民主党県連が出席を辞退、公開討論会が急遽中止に 自民が唯一候補擁立の衆院補選島根1区

衆議院島根1区の補欠選挙が16日告示されるのを前に、立候補を表明している3人の公開討論会が予定されていましたが急遽中止になりました。
中立性に疑念があると、立憲民主党が出席を辞退したことが理由です。

細田博之前衆議院議長の死去に伴う補欠選挙に立候補を表明しているのは、立憲民主党元職の亀井亜紀子さん(58)、自民党新人の錦織功政さん(55)、諸派の新人・佐々木信夫さん(85)の3人です。

10日の予定だった公開討論会について立憲民主党島根県連は「出席予定だったが、別の立候補予定者だけを招く会を開催する団体の事務局・連絡先等が公開討論会の事務局と同じで中立性に疑念がある」等として、亀井さんの出席を辞退することを8日発表しました。

これを受け、実行委員会は「公正公平を心がけてきたが残念」。
中立の立場で準備を進めてきたとしていますが、他の2人の陣営とも相談したうえで討論会の中止を決めたということです。

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