高松市議が逮捕・辞職を受けて大西高松市長が「コンプライアンスの徹底を周知したい」【香川】

現職の高松市議会議員が土地改良区の工事をめぐる不祥事で逮捕されきのう(8日)辞職したことを受け、大西市長は土地改良区に対するコンプライアンスの徹底を周知したい考えを示しました。

(大西秀人高松市長)「二度とこのようなことがないようにしっかりと土地改良区に対するコンプライアンスの徹底について注意喚起につとめてまいりたい」

大西市長は、土地改良区発注の工事で便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして今月(4月)、市議が逮捕されきのう辞職したことを受けて、「誠に遺憾」と不快感を示しました。そのうえで、土地改良区の指導は法律に基づき知事が行うものだが事業には市の補助金が使われているとして、「コンプライアンスを徹底するよう注意喚起したい」と話しました。

この問題をめぐっては、池田知事がきのうの会見で県内にある97の土地改良区すべてで工事の発注に重点を置いた特別検査を実施するなど、対策を強化する方針を示しています。

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