福島県玉川村川辺の伝統行事「旗持ち登校」安全願う 玉川一小児童ら

日の丸の小旗を手に歩く児童ら

 福島県玉川村川辺の伝統行事「旗持ち登校」は8日、地区内で行われた。玉川一小に入学する児童らが日の丸の小旗を手に歩いた。

 地区内の全校児童は朝、川辺公民館に集合した。小旗を振りながら、川辺八幡神社に向かった。神社で無事に学校生活を送れるように安全祈願を受け、学校で始業式・入学式に臨んだ。

 旗持ち登校は登校する楽しさを感じてもらい、地区住民に新入学児童をお披露目するため1906(明治39)年に始まったとされる。当時は1週間行っていたが、近年は川辺子ども育成会が中心となり、入学式当日のみとなっている。

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