愛媛県松山市は9日、道後温泉本館(同市道後湯之町)の全館営業再開と改築130周年記念イベントなどの概要を発表した。7月12日に落語家の立川志の輔さんの独演会を市民会館中ホール(同市堀之内)で開く。
保存修理工事中の道後温泉本館は7月11日、約5年半ぶりに全館で営業を始める。志の輔さんは2003年の「道後寄席」や15年の「まつやま子規亭」などに出演経験がある。チケットは全席指定で4500円(神の湯階下無料入浴券付き)で5月10日に販売を開始。購入方法などは後日発表する。
本館改築130周年の節目にあたる4月10日には、本館やシラサギなど道後温泉ゆかりのイラスト入りオリジナルバスタオルの販売を開始する。赤と青の2色で縦120センチ、横60センチ。各1千枚を本館2階の札場で限定販売する(入浴客以外も購入可、3千円)。