佐世保ゆかりのプロ野球選手 写真やユニホーム展示 11日から島瀬美術センター

野球仲間とロッテの中村選手のユニホームを手にする来山さん(右)=佐世保市内の自宅

 長崎県佐世保市ゆかりのプロ野球選手の写真やユニホームなどを集めた展示会が、同市島瀬町の島瀬美術センターで11日から開かれる。29日まで、入場無料。
 展示会は同市の野球愛好家、来山伸紹さん(42)が企画した。来山さんが野球に関心を持つようになったのは子どもの頃。近所でキャッチボールをしていると隣に住む男性が話しかけてきた。それが元プロ野球選手で佐世保軟式野球連盟会長を務めた浮田逸郎さんだった。
 以来、交流を続けていたが浮田さんは2017年に亡くなり、遺族から写真や野球にまつわる品を譲り受けた。来山さんは「浮田さんへの恩返しの気持ちも込め、功績を世に出したい」と展示会を開くことにした。
 会場では、米大リーグで活躍した黒田博樹さんの父で元プロ野球選手の一博さん、元広島東洋カープの今村猛さんらの写真やユニホームなどを展示。現役で活躍している、千葉ロッテマリーンズの中村稔弥選手のグローブなどの展示も予定している。
 13、21、29日には元プロ野球選手や関係者によるトークショーも行われる。

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