「水泳は自分の人生そのものでした」競泳男子平泳ぎ・武良竜也選手 現役引退を発表 東京オリンピックで鳥取県勢初の入賞 パリ五輪出場はかなわず

鳥取県米子市出身の競泳・武良竜也選手が、現役を引退することが分かりました。

武良選手は鳥取県米子市出身の27歳。
東京オリンピック競泳男子平泳ぎ100メートル・200メートル、そして400メートルメドレーリレーに出場すると、200メートルで7位、メドレーリレーでは6位入賞を果たし、競泳鳥取県勢初となる快挙を成し遂げました。

今年行われるパリオリンピックへの出場も期待されていましたが、去年2月ごろ右肩を負傷。けがに悩まされてきました。
そして、今年3月に行われたパリ五輪代表選考会では結果がふるわず、代表の座を得ることができませんでした。

10日、所属するミキハウスのホームページで、武良選手の現役引退が発表されました。

【本人コメント】
「この度22年間続けてきた水泳競技を引退することに決めました。夢の舞台であるオリンピックも経験することができ、最後パリオリンピックに出場することは叶いませんでしたが、楽しいこと、苦しいことを含め、水泳は自分の人生そのものでした。一度サポートのないなか競技を続けていましたが、そんななか支えてくださったコーチ、競技関係者の皆様、ミキハウスの方々にはとても感謝しております。その他にも私の競技人生に関わってきた多くの方々皆様がいたからこそ、ここまで続けてこれたのだと思います。本当にありがとうございました。」

© 株式会社山陰放送