クレア・ラウジー、新曲「lover’s spit plays in the background」を発表

自ら“emo ambient”のスローガンを掲げる、米ロサンゼルス拠点のアーティスト、クレア・ラウジー(claire rousay)が、4月19日(金)にリリースする新作アルバム『sentiment』より、4曲目の新曲「lover's spit plays in the background」を4月9日に全世界同時に配信リリースしました。

クレア・ラウジーは、アルバムから、2月6日に1stシングル「head」、2月21日に2ndシングル「ily2 (feat. Hand Habits)」、3月19日に3rdシングル「it could be anything」をリリースしています。

今回リリースされた「lover's spit plays in the background」には、クレアとの(多数の)コラボ作でも知られる、コンポーザー / マルチ・インストゥルメンタリストのMore EazeことMari Mauriceがヴァイオリンで参加。また、この曲のタイトルはブロークン・ソーシャル・シーンの曲「Lover's Spit」(2002年のアルバム『You Forgot It in People』収録曲)から取られています。

エクスペリメンタル・ミュージックやアンビエント・ミュージックの既成概念に挑戦することで知られているクレア・ラウジーが、米シカゴの老舗インディー・レーベル「スリル・ジョッキー」に移籍して放つアルバム『sentiment』は、機械的にエフェクトされたヴォーカルとギター演奏を大胆に取り入れ、クレア・ラウジー流ポップ・ソングに挑んだもの。アンビエンスを意識した現代的なフォーキー感覚やヴァイオリンをフィーチャーしたメランコリックなメロディが全体的に流れる中、フィールドレコーディングが印象的に散りばめられ、ドローンやミニマル・サウンドも効果的に登場する、エレメンツのバランス感覚が圧倒的に素晴らしい作品となっています。

また、「HEADZ」からリリースされる日本盤には、長尺のインスト・ナンバー「ruby」と歌入りの「shameful twist」の2曲がボーナストラックとして収録されます。

photo by Zoe Donahoe

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