シニアの「春バテ」に気をつけて!4月病を防ぐ効果的な5つの方法

体調を崩しがちな、季節の変わり目。

なかでも春になる時期に、シニア世代が注意すべきな「春バテ」や「4月病」をご存知でしょうか。

この記事では、春バテ・4月病について、症状・チェックリスト・予防法を紹介します。

まずは、春バテの3大症状から確認していきましょう。

シニアの春バテ3大症状:めまい・だるさ・食欲不振

3月から4月、シニアがなりがちな春バテ。

春バテの代表的な症状は、めまい・だるさ・食欲不振です。

ほかにも、頭痛や集中力・記憶力低下などの症状を感じる人もいます。

4月病とは?春バテとの違いは「疲労感」か「ストレス」か

春バテとあわせて、よく話題にあがる4月病。

春バテは疲労感が中心となる症状ですが、4月病はストレス関連の症状が中心です。

ここで、春バテと4月病の症状を比較してみましょう。

春バテの症状4月病の症状

だるさ・疲れ
食欲低下
睡眠障害
頭痛・倦怠感
集中力・記憶力低下

ストレス・イライラ
不安感・気分の落ち込み
やる気・モチベーション低下
寝つきが悪い・朝起きれない・日中の眠気
体調が良くないと感じることが増えた

食欲低下やだるさなど顕著な症状以外にも、気持ち面でも影響が出てきます。

春バテとあわせて4月病の症状も理解して、予防対策をしていくことが大切です。

これって春バテ?すぐできるチェックリスト

どのような症状が春バテのサインなのか、チェックリストで見ていきましょう。

【シニアの春バテ症状チェックリスト】
□ 身体がだるい気がする
□ 寝つきが悪くなったと感じる
□ 熟睡できていない
□ 朝起きるのがキツい
□ 日中ウトウトしてしまう
□ ソワソワ・イライラすることが増えた
□ 食欲があまりわかない

なぜシニアは春バテに注意すべきなのか?春バテになる原因

シニアの春バテに注意が必要な理由は、一度体調を崩すと長引きがち・別の病気を引き起こすきっかけになるため。

春バテになる原因を突き詰めていくと、「自律神経の乱れ」にあります。

自律神経である交感神経(=興奮状態)と副交感神経(=リラックス)のバランスが崩れると、体調に影響が出てしまいます。

春は寒暖差が大きい季節の変わり目であるだけでなく、引越し・新生活など変化が多い時期ということもあり、自律神経が乱れがち。

高齢になるにつれて自律神経を含めた身体機能は低下するため、シニアは春バテに注意が必要です。

シニアが春バテを放置すると危険な理由

シニアの春バテ・4月病を放置すると、低栄養・脱水リスクや、転倒・骨折などの怪我につながることも。

また、高齢になると体温調節が上手くできなくなるため、熱中症をはじめインフルエンザにもかかりやすくなります。

シニアの春バテ、効果的な5つの予防法

今からでも始めることができる春バテ予防法は5つあります。

【シニアの春バテ対策・予防法】

1. バランスの良い食事(ビタミン・ミネラル豊富な野菜や果物、栄養バランスの良いメニュー)
2. 適度な運動(軽い散歩・簡単なストレッチ)
3. 質の良い睡眠(寝室の温度・寝具など環境を整える)
4. ストレス解消(リラックス・趣味を通じてストレス解消)
5. 健康診断(体調不良を放置しない・病気の早期発見)

どれも基本的なことではありますが、改めて気をつけて春バテを防ぎ、健康的な毎日を過ごせるよう対策していきましょう。

春バテ・4月病対策をして、健やかなシニアライフを

シニアならではの春バテ・4月病について、症状・原因・対策を紹介しました。

心身ともに健康で活力あふれる春を過ごすためには、症状・リスク・予防をしっかりすることが大切です。

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