山火事発生原因の6割が人為的な要因 乾燥し風の強い日が増える3~5月の山火事防止運動月間にパレードで注意呼びかけ 岩手・矢巾町

岩手県矢巾町などで10日、1年のうちで最も山火事が発生しやすいこの時期に火の取り扱いへの注意を呼びかけるパレードが行われました。

矢巾町など盛岡広域の8つの市と町で行われた10日のパレードには、各地の森林管理署や消防署の署員などが参加しました。例年3月から5月は空気が乾燥し風の強い日が多いため山火事が発生しやすく、県は山火事防止運動月間に定めて注意を呼びかけています。去年1年間に、県内で発生した28件の山火事の出火原因の6割がたき火や野焼きなど人為的なものでした。

(盛岡地区山火事防止対策推進協議会 髙橋 忠幸 会長)
「乾燥が続いておりまして山火事の危険性が高くなっておりますが、地域住民の皆さま方に山火事防止の意識啓発をお願いして回っているところです」

10日は3つの班に分かれてパレードが行われ、火の取り扱いへの注意を呼びかけていました。

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