痛恨敗戦で古巣に先勝許すも…パリSG指揮官はCL4強入りへ強気姿勢「自信を持ってバルセロナに向かう」「リーグでは無敗」

現地時間4月10日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1レグで、パリ・サンジェルマンはバルセロナとホームで対戦。2-3で接戦を落とした。

バルサOBで、敵将シャビとも共闘したルイス・エンリケ監督が率いるパリSGは、37分に先制点を浴びる。しかし、後半開始直後にウスマンヌ・デンベレ、ヴィティーニャと立て続けにネットを揺らし、逆転に成功するが、リードは長続きせず。その後に2点を奪い返され、スペイン王者に先勝を許した。

欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、エンリケ監督は「明らかに望んでいなかった敗戦だ。良い場面もあった。良いチームが相手だったね。後半、我々は上手くプレスをかけたが、相手は優れていて、リードを奪い返した」と勝手知ったるシャビのチームを称賛。そのうえで、全体的に点の取り合いが多いCL準々決勝について、こう語った。

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「クォーターファイナルの全体を見ると、ゴールが多い。このレベルでは、どのチームも一流だ。私たちは3点目を決めるチャンスはあったが、ボールはバーを叩いた」

敵地で行なわれる第2レグは1週間後の16日。43歳のスペイン人指揮官は「来週をファイナルと考えなければならない」と並々ならぬ覚悟を示す。

「このビハインドを跳ね返せると確信している。リーグ・アンではアウェーで負けていないからね。通常通り準備し、自信を持ってバルセロナに向かうよ」

フランス王者はスペインで凱歌をあげ、シャビ体制ラストイヤーの古巣に引導を渡せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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