ドイツ高級車メーカー、第1四半期中国販売不調 需要立ち上がらず

[ベルリン 10日 ロイター] - ドイツの高級車メーカーが10日発表した第1・四半期の中国販売は軒並み不調となった。メーカーや中国当局は需要喚起に取り組んでいるが、まだ成果は出ていない。

販売はBMWが3.8%減、メルセデス・ベンツが12%減、ポルシェが24%減だった。

ポルシェは北米の販売も23%減少したが、これについて中国産の自動車部品が強制労働で製造されたとの理由で、ポルシェ車1000台などが米税関当局に差し止められたと明かした。

メルセデス・ベンツはアジアで供給網の目詰まりが生じているとしたが、詳しい説明はなかった。

両社とも、第1・四半期はモデルチェンジが販売阻害要因になったとした。

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