9日に死亡事故があった「岡山ブルーライン」で取締り 過去5年間で68件の人身事故 今年に入って3人死亡

今月6日から春の全国交通安全運動が行われています。
そんな中、おととい(9日)瀬戸内市の通称・岡山ブルーラインで死亡事故が発生しました。これを受け、県内3つの警察署が連携し、速度の取締りなどを行いました。

「岡山ブルーラインにおける交通事故抑止対策に出発します」

岡山ブルーラインでの取り締まりに向け出発したのは岡山東、備前、瀬戸内警察署の交通機動隊など約50人からなる「緊急対策隊」です。

今年2月と、おととい岡山ブルーラインで死亡事故が続いたことから結成されたもので、きょう(11日)は岡山ブルーラインで速度の取り締まりを行いました。また、速度制限の遵守やシートベルトの着用などを呼びかける啓発活動も行われました。

(岡山東警察署 高木恵介署長)
「ブルーラインは走りやすい道なんですけれども、危ないということをしっかり認識していただいて、安全運転に努めていただきたいと思っております」

岡山ブルーラインは信号がなく単調な道路のため事故が起きやすいと指摘されていて、過去5年間で68件の人身事故が発生、今年だけで3人が亡くなっています。警察は運転にはより注意をしてほしいと呼びかけています。

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