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岩手県宮古市で11日、サケがふるさとの川に戻ってくるように願いを込めて壮行会と名付けた稚魚の放流が行われました。
宮古市で行われた壮行会と題したサケの稚魚放流会は今回で43回目となります。市内の園児から小中学生までのおよそ230人が参加し、今年2月にふ化した体長6.3センチの稚魚3万尾を放流しました。近年はサケの不漁が続いていて、宮古漁協によりますと震災前は1シーズンに1億尾の放流を行っていましたが今年は全体で1090万尾と大幅に減少しているということです。
(参加した園児は)
「かわいかった。さわったらツルツルだった」
参加者はサケの稚魚が大きく成長して4年後に戻ってくるよう願いを込めていました。