【鹿沼】「美しすぎる桜並木」として知られる西茂呂地区のさつき大通りで、両側の歩道に立つソメイヨシノが満開となった。日没後には約2.3キロにわたる“桜のアーチ”のライトアップが行われている。
上殿町の鹿沼署西交差点から栄町2丁目交差点まで、約350本のソメイヨシノが連なる。午後6時半から午後10時まで毎日、約120本の発光ダイオード(LED)街路灯が桜を照らしている。9日は家族連れらが花見がてら散策を楽しんだ。桜は16日ごろまでは楽しめる見込み。
毎年ライトアップを主催する東部台地区コミュニティ推進協議会の奈良部実(ならぶみのる)会長(88)は「いよいよ鹿沼のシンボルとなりつつある。近くの飲食店にも足を運んでもらい経済活性化にもつながれば」と話した。