名車に愛好家うっとり 能登半島地震チャリティー 国内外の300台集結

国内外の名車が集結し、愛好家でにぎわう会場

 琴浦町の東伯総合運動公園で7日、能登半島地震チャリティーイベント「オールドカー2×4 in琴浦」が開かれた。国内外のオールドカーやバイク計約300台が一堂に会し、来場者はよく手入れされた車体にくぎ付けになっていた。

 会場には、日産のスカイラインやフェアレディZの歴代モデルを筆頭に、ホンダS800やトヨタカローラ1100など数々の名車が集結。マクラーレンやマセラティなど世界各国のスーパーカー、ハーレーダビッドソンをはじめとする主要メーカーのバイクもずらりと並び、愛好家らはさまざまな角度から写真に収めて楽しんでいた。

 同時開催された「春のグルメまつり」には、牛骨ラーメンや焼きそばなど15店舗が出店。ベリーダンスショーやビンゴゲーム大会もあり、会場は大いににぎわった。

 京都府からバイクで駆けつけた松村誠さん(54)は「とにかく壮観。どの車体もきれいで、大切にされているのが分かる」とにっこり。実行委の担当者は「県内外から多くの参加があり、大盛況だった。今後も継続したい」と話した。

 会場で寄せられた募金とエントリー費は、町を通じて日本赤十字社に寄付される。

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