あっ雷だ!そのときやりそうで、絶対やってはいけない3つのこと

ハイキングや山登りが楽しくなってくる季節。さっきまで晴れていたのに、あれよあれよと空が暗くなり、ガラガラピシャーン!雷だ!なんてこともよくあります。一歩間違えば命にかかわること。そんなとき、身を守る方法は?

NG行動①高い木に近づいちゃダメ!

雷は高いものに落ちる性質があるので、高い木のすぐそばにいるのは危険。木に雷が落ちた場合、その木から電気が放たれる可能性があります。

高い木がそばにある場合は、少し離れたところで身を小さくかがめるのが正解。目安は4m以上で、木のてっぺんから地面まで45℃の「三角形ゾーン」に身をかがめるのがいちばん安全といわれています。

NG行動②テント内にとどまるのも危険

テントも実は雷が落ちやすいものの一つ。雷鳴が聞こえたらすぐに外に出て、できれば山小屋などの安全な建物に避難しましょう。

逃げるときは集団でかたまらず、一人一人の間隔を3m以上あけるようにしましょう。

NG行動③山頂に登るのは絶対避けて!

山頂などの高いところで、周りに何もない場所も雷が落ちやすいポイント。雲行きがあやしくなったら山頂に向かうのはやめて、急いで下山しましょう。

雷を起こすのは、積乱雲という雲。空に積乱雲が出て、雷鳴が聞こえたら、それがどんなに遠くても、すぐに安全な場所に移動しましょう。

山小屋などの建物内や車の中が安心ですが、ないときはくぼ地など周囲より低まったところに避難しましょう。

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