「見せて貰おうか。出水のガンダムマンホールとやらを!」「アムロ、行きまーす?!」 バンダイナムコが地域活性化狙い市に寄贈

ガンダムのキャラクターと地元の観光地をあしらったマンホール=11日、出水市役所

 出水市役所に11日、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターと、地元観光地をあしらったオリジナルのマンホール2枚が登場した。5月10日まで展示後、ツル博物館クレインパークいずみと出水麓歴史館に設置する。

 バンダイナムコグループ(東京)が地域活性化などを目的に、全国の自治体と連携し企画する「ガンダムマンホールプロジェクト」の一環で贈った。4月現在、国内27の自治体に寄贈が決定し、鹿児島県内では出水市が初めて。

 マンホールは直径63センチ、重さ約40キロ。クレインパーク用は建物の後方で舞うツルとガンダムをデザイン。麓武家屋敷群にある歴史館用には、敵の「アッガイ」が載っている。

 市役所であった除幕式で椎木伸一市長は「自然、歴史に恵まれた出水市をデザインしてもらいありがたい。ぜひ見に来てほしい」と述べた。

出水の観光地を組み合わせ色鮮やかにデザインされたガンダムマンホール

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