吉村芳生展 入場者1万人突破 諫早の林田さんに記念品 長崎県美術館 

佐藤副院長(右)から記念品を受け取る林田さん夫妻=長崎市、県美術館

 長崎市出島町の県美術館で開催中の「超絶技巧の鉛筆画 吉村芳生展」(長崎新聞社など主催、佐藤和眼科医院特別協賛)の入場者が11日、1万人を突破した。1万人目は諫早市鷲崎町の主婦、林田敏子さん(64)で、同医院の佐藤桂副院長が記念の図録とグッズを贈った。
 同展は3月22日に開幕。新聞の活字や写真まで細かく描いて自画像を重ねた作品や、色鉛筆で鮮やかに表現したコスモス、藤の花など約500点を展示している。
 林田さんは共に絵画鑑賞が趣味の夫、稔さん(66)と来場。「花の絵の色使いが優しい感じがする」「どれも緻密で本当にすごい」とそれぞれ語った。
 同展は5月12日まで。4月22日は休館。

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