自転車のヘルメット着用が努力義務化されて1年が経ったことをふまえ、けさ(12日)、香川県内で一斉に着用率の調査が行われました。
香川県警が県内の23か所で一斉に行ったもので、高松市の中央公園南交差点では、警察官ら2人が通行する自転車の台数と、ヘルメットをかぶっている人の数を目視で確認しました。
警察庁が行った昨年7月の調査では、香川県はヘルメット着用率が7.1%と全国平均を下回っています。
昨年、県内でおきた自転車の交通事故は590件で、死亡した8人は全員がヘルメットをかぶっていませんでした。
(香川県警 交通企画課 馬場恵管理官)
「交通事故などで頭部を負傷したときにその被害を軽減することができます。ひとりでも多くの人にヘルメットを着用していただきたい」
調査の結果、着用率は13.2%で昨年5月の調査からあまり変化は見られませんでした。