春の高校野球福井県大会2024組み合わせ決定 28校出場、敦賀気比ゾーンに有力校

くじ引きで対戦相手を決めた春の北信越地区高校野球福井県大会の抽選会=4月12日、福井県福井市の福井新聞社・風の森ホール

 4月20日に開幕する春の北信越地区高校野球福井県大会の組み合わせ抽選会が12日、福井新聞社・風の森ホール(福井市)で開かれ、1回戦の対戦カードが決まった。第3シードの敦賀気比ゾーンに昨秋の県大会8強の若狭と鯖江、今春の越前市長杯争奪大会を制した丹生が入るなど有力校が集まった。

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 28校が出場する。低反発の新基準バットに完全移行後、初めての県大会となる。

 各校の主将が順番に番号札を引いた。昨秋の県大会で優勝した北陸、準優勝福井商業、3位敦賀気比、4位敦賀が第1~4シードとなり、いずれも2回戦から登場する。

 敦賀気比ゾーンでは、若狭と鯖江が1回戦で激突する。それに勝った方が敦賀気比とぶつかる。

 第1シード北陸の初戦の相手は、開幕試合を戦う丸岡と武生商工の勝者。総合力の高い福井工大福井が同じゾーンとなった。

 第2シード福井商業ゾーンには金津、美方などが入った。第4シード敦賀は、啓新と奥越明成の勝者と初戦で対戦する。

 優勝争いは、昨秋の北信越大会で準優勝し今春の選抜高校野球大会に出場した敦賀気比をはじめ、同北信越大会4強の北陸、昨秋の県大会準優勝の福井商業を軸に展開されそう。決勝は5月5日で、優勝チームは第150回北信越地区大会(6月1~4日・富山県)の出場権を得る。

 丸岡は部員不足のため、特別措置により、坂井市丸岡町に練習場がある啓新の2年生5人を借り入れ、出場する。

 会場は、福井市の福井県営球場と敦賀市総合運動公園野球場。開始式は20日午前8時20分から福井県営球場で行う。

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