「わ~オバ肌!」ケチるとオバサン化が加速する3大コスメとは(後編)

今回は、自身も40代真っ只中な時短美容家の並木まきが、ケチるとすぐにオバサン化しやすいコスメを3つピックアップしてお話します。後編です。

ケチった分だけオバ見えコスメ2:目もと美容液

年齢を重ねたら、どうしても気になるのが目まわりの劣化です。たるみやくすみ、くぼみなど、20代や30代の頃と比べて、ダイレクトに年齢を感じやすいパーツと言っても過言ではありません。そのため40代になると、目もと用の美容液をデイリー美容のルーティンに加える人も増えるのですが、ここでケチるとせっかくルーティンに加えても、オバサン化を食い止められないリスクが高いのです。

目もと美容液は価格帯もまちまちで、40代がチェックしたいのは有効成分の割合。安価な目もと美容液だと、期待するほどに有効成分が入っていなくて、せっかくルーティンに取り入れても満足度が下がるだけでなく、オバ目もとへの加速が止まらない……なんていうことにもなりがちです。

また、高価な目もと美容液をケチケチと使うのも、おすすめできないケチり方。十分な量を使ってこそ満足度が上がるコスメを少量ずつ使っても、思ったような結果は得にくいと心得ておきましょう。

もはや常識。このコスメこそは、絶対使っておかねば… 次ページ

ケチった分だけオバ見えコスメ3:日焼け止め

年間を通してマストアイテムな日焼け止めは、春から夏にかけては、特に出番も多くなってきます。特に4月からは、真夏にならずともすでに紫外線はぐんと量が増えるので、1日の最初にたっぷりの日焼け止めを塗るのが欠かせないだけでなく、こまめな塗り直しも必要です。

ところが、40代にありがちなのが「リモートワークだから、日焼け止めは塗らずに節約」や「朝たっぷり塗ったから、あとは塗らないで大丈夫でしょ」といった微妙なケチり方。高価な日焼け止めを買ったあとに、まともに使っていたらすぐに減っちゃう!と、慌てて節約に走るパターンもあるようです。

また、一度に使う量を減らしてケチケチする話も耳にします。ほんの少量を薄〜〜く伸ばして「全体に塗ったから大丈夫」と満足するのも、UV対策の面からは不十分です。

十分なUV対策を怠った肌のオバ見え加速は、言わずもがな。シミやシワだけでなく、肌荒れや“くすみ”など、あらゆる肌の劣化を招きます。高価な日焼け止めを使っていて、もったいない精神が出てしまうくらいなら、プチプラの日焼け止めをたっぷり使ったほうが、UV対策の視点からは安心です。

「オバ見え肌を防ぐなら、保湿が大切」とはよく言われるので、化粧水はケチらずにバシャバシャと使っている人も多いはず。しかしケチるとオバ見えしやすいコスメは、化粧水だけではありません。

お心当たりがあったかたは、ぜひ今日から使い方の見直しを……!

© 株式会社主婦の友社