【桜紀行】楽翁桜(福島県白河市)

幻想的な雰囲気を醸し出す楽翁桜=12日

 福島県白河市の南湖神社の境内にある推定樹齢約200年のベニシダレザクラ。夜間はライトに照らされ、神々しい夜桜が訪れた人を魅了している。

 白河藩主松平定信が南湖を築造した際に植えたとされるご神木。定信の号「楽翁公」の名を取り、市民に愛されてきた。

 ライトアップは午後5時から午後10時ごろまで。参道に並ぶ常夜灯や灯籠と相まって、美しさを際立たせている。

【アクセス】JR新白河駅から車で約10分。東北自動車道白河中央スマートインターチェンジから車で約15分。

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