レースシーズン到来、13日から二輪全日本 モビリティリゾートもてぎ

本番に備えバイクの調整を行うホンダ双友会のメカニックたち

 【茂木】モビリティリゾートもてぎ(MRM)のレースシーズンの幕開けを告げる、オートバイの「MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦」が13、14の両日、桧山の同サーキットで行われる。練習走行日となった12日はライダーたちが本番に備え、最後の調整に汗を流した。

 同大会は二輪の国内最高峰の公式戦。全8戦で争い年間王者を決める。今季、MRMでは4、8月にレースがあり、今回は排気量の大きさなどで分かれた5部門で、それぞれ予選と決勝を戦う。

 排気量も改造幅も大きなJSB1000クラスには、芳賀町の本田技研の社員らでつくる「ホンダ双友会栃木レーシング」が出場。有名レース鈴鹿8時間耐久の出場権が懸かるだけに、ライダー加藤高史(かとうたかふみ)さん(42)は「レベルが高く予選も簡単には通過できない。堅実な走りで決勝に進みたい」、伊東歩樹(いとうあき)監督(29)は「ライダーの調子はいい。期待が持てる」と話した。

 入場チケットは当日券もある。2日間通しで1500~5千円。MRMのホームページか場内の販売窓口で購入できる。

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