大谷翔平が今季4号ソロ!! 松井秀喜に並ぶMLB通算175本目の”打球音”に米驚愕「音が違う!」 3回まで両軍6本のアーチが乱れ飛ぶ異例な空中戦に!

ついにゴジラに並んだ!

現地4月12日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が本拠地でのサンディエゴ・パドレス戦に「2番・指名打者」で先発出場し、いきなり第1打席に3試合ぶりとなる4号ソロホームランを放ち、松井秀喜(元ニューヨーク・ヤンキースなど)氏が持つ日本人歴代最多175本塁打に並んだ。

待望の瞬間は、2点ビハインドの初回に訪れた。1死走者なしで大谷は相手先発マイケル・キングのアウトコース高め95マイル(約152.8キロ)の速球を振り抜くと、打球はぐんぐん伸びて左中間スタンドに突き刺した。打球速度107.3マイル(約172.6キロ)、403フィート(約122.8m)の一発にドジャー・スタジアムは大興奮。大谷は打球の行方を追ってスタンドインを確認すると、右手を少し挙げてゆっくりダイヤモンドを1周。日本人歴代最多タイに並ぶメジャー通算175本目に、ベンチからひまわりの種を顔にかけられる手荒い祝福を受けた。
このソロ弾に現地も騒然としている。地元ロサンゼルスのスポーツラジオ局『AM 570 LA Sports』のホストを務めるデビッド・バセーグ氏は「ショウヘイ・オオタニが107.3マイルのホームランを放った!」と自身のX(旧ツイッター)に即報告。加えて「音が違う!」と、「パキン」というスタジアムに響くほどの打球音に衝撃を受けている。

試合は序盤から、両チーム6本のホームランが飛び出すド派手な空中戦を演じている。

初回にパドレスの4番マニー・マチャドがドジャース先発の山本由伸から3号2ラン、2回にはキム・ハソンが2号ソロでリードを2点に。ところがその裏、ドジャースは5番マックス・マンシーが2試合連続弾となる3号ソロ、なおも2死一、二塁から1番ムーキー・ベッツがリーグ単独トップに立つ6号3ランホームランを左中間に叩き込むなど、この回だけで一挙4点を奪い、5対3で逆転に成功。大谷も流れに乗りたかったが第2打席は鋭い打球をセンターに放つも、惜しくも相手の好守で中ライナーに倒れた。

ドジャースは3回裏にもテオスカー・ヘルナンデスが初球を打って5号2ランホームラン。看板の強力打線が大爆発し、毎回得点で7対3でリード。4回裏ドジャースの攻撃に入っている。

構成●THE DIGEST編集部

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