青森春まつり開幕 合浦公園にぎわう

青森春まつりの開会式で踊りを披露する園児たち=13日、青森市の合浦公園

 青森春まつりが13日、青森市の合浦公園で開幕した。園内の桜はつぼみの状態だが、晴天に誘われ繰り出した家族連れやカップルが、待ち望んだ春の雰囲気を楽しんだ。29日まで。

 主催する青森春秋まつり実行委員会の千葉洋一委員長は開会式で「今年は(コロナ下での)制限が何もない形での開催。青森の春を楽しんでほしい」とあいさつ。市内のおおぼし保育園の園児たちが元気いっぱいに踊りを披露して会場を盛り上げた。

 園内に軒を連ねる露店は50以上。開会直後から多くの人が訪れ、イチゴ飴やフランクフルトなどを手に園内を散策していた。

 園内のソメイヨシノは555本。日本気象協会の予想では、今年の青森市の開花日は14日、満開は19日ごろになる見込み。

 まつりは同公園と野木和公園(24日開幕)の2会場で開かれる。合浦公園では13~29日に「春の緑と花の市」(青森市など主催)、21日には「青森桜マラソン」(同)も開催される予定。

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