大豆のクラフトビール「野馬追の里ほほえみエール」お披露目 福島県南相馬市産の大豆使用 あぶくま信金5月に販売

「野馬追の里ほほえみエール」を披露する阿部常務理事(左)と佐藤部長

 あぶくま信用金庫(太田福裕理事長)は福島県南相馬市産の大豆を使ったクラフトビール「野馬追の里ほほえみエール」を11日、市内原町区の本部でお披露目した。5月には市内で販売される。

 全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア」実行委員会と南相馬市が結んでいる包括連携協定の一環として製造した。あぶくま信金が協力した。市内の泉ニューワールドが栽培した大豆「里のほほえみ」と麦芽を合わせたクラフトビールで、東京都内の大鵬が製造した。

 都内のレストラン兼ビール醸造所「羽田スカイブルーイング」で販売している商品を地元にも紹介しようと、150本を取り寄せた。一部の取引先に配布した。

 5月25日から始まる相馬野馬追に合わせ、今後350本を用意して市に寄付するほか、市内の酒店で販売される。

 お披露目には阿部高浩常務理事、佐藤弘本店営業部長が立ち合った。阿部常務理事は「南相馬の素材が生きた豊かな味わいを楽しんでほしい」と話している。

(相双版)

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