京都府亀岡市で「ももクロ」ライブ、特産品衣装に「飛べそう」と笑顔 モノノフ1万5千人大歓声

「HOZU BAG」でつくった衣装で歌うももいろクローバーZ=亀岡市曽我部町・亀岡運動公園(写真提供・上飯坂一、高田真希子)

 アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のライブイベント「ももクロ春の一大事」が13日、亀岡運動公園(京都府亀岡市曽我部町)で始まった。地元産のアップサイクル製品の衣装や小学生による合唱など、亀岡とのコラボ企画もあり、詰めかけた1万5千人超の「モノノフ(ファンの愛称)」で大盛り上がりだった。

 メンバー4人は、使い古されたパラグライダーの羽根を再利用した特産品「HOZU BAG(ホヅバッグ)」の生地で作られた衣装で登場。「めっちゃ軽くて動きやすい。飛べそう」と笑顔を振りまいた。初披露の新曲「Heroes」など全21曲を歌い、来場者はペンライトを振って大歓声を上げた。

 幕あいには、近くの曽我部、吉川、薭田野の3小学校の3~6年生約90人が、ステージに並んで「ツバメ」を合唱。毎年5月にある「亀岡光秀まつり」の武者行列や鉄砲隊も登場した。

 公園では午前中から、地元事業者のコラボ商品や飲食物が販売された。埼玉県三郷市から家族3人で訪れた会社員北村志帆さん(37)は「お酒に目がないので焼酎を買った。観光してお土産を買うのも楽しい」と話した。

 芸能事務所「スターダストプロモーション」の主催。14日も開かれる。

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