「オオタニが過去最高のスタートを切っている」大谷翔平の新たなMLB最多記録&自己ベスト更新8部門を米記者が指摘!

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月12日、サンディエゴ・パドレス戦で4号ソロを含む5打数3安打1打点の活躍を見せ、ここまでの今季打撃成績についてMLB公式記者が「少なくとも1901年以来の最多記録だ」「開幕16試合で自己最高のスタートを切っている」と指摘している。

大谷は12日のパドレス戦、初回の第1打席で先発マイケル・キングから逆方向への一発を放ち、これがMLB通算175号となり、松井秀喜氏が持つ日本人歴代最多本塁打記録に並んだ。大谷の勢いは止まらない。第3打席には左翼線にポトリと落ちる二塁打で日米通算1000安打を達成。第4打席でもパドレス3番手の松井裕樹からライトへの二塁打を放ち、長打のみでの猛打賞となった。

この試合の直後、MLB公式記者のサラ・ラングス氏が自身のX(旧ツイッター)において、大谷の打撃に関して連投。まずは、長打数について「少なくとも1901年以降、チームでの最初の16試合での最多長打数」として、大谷が開幕16試合で放った長打15本がMLB最多記録(他に4人が達成)となったことを紹介すると、続いて今季の打撃スタッツについて言及。その内容は以下の通りだ。

「大谷はすでに満場一致でMVPを2回受賞しており、打者として16試合で自己最高のスタートを切っている。
長打数: 15 最多
安打数: 24 最多
打 率: .353 最高
得点数: 13 最多
塁打数: 48 最多
出塁率: .392 最高
長打率: .706 最高
OPS: 1.098 最高」

前日には違法賭博疑惑の水原一平元通訳が米連邦検察局に訴追され、晴れて無実が証明された。「個人的にはこの件について一区切りとしたい」との声明を出した大谷。騒動を乗り越えて、打撃にはさらなる勢いが生まれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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