スイセンロード、楽しんで 天童・押切川河川敷、住民が整備

押切川河川敷のスイセンが黄色い花を咲かせている=天童市・天童北部公民館南側

 天童市の天童北部公民館南側を流れる押切川河川敷で、地域住民が植えたスイセンが黄色い花を咲かせ、見頃を迎えている。

 天童北部地域づくり委員会(委員長・山口睦美同公民館長)が中心となり、2006年から「スイセンロード」として整備している。これまで約3万個の球根を右岸約300メートル、左岸約150メートル区間に植えた。

 今シーズンは、3月の寒さで例年に比べて成長が遅れたが、4月4日ごろから花が咲き始めた。同公民館の石山晃寛主事(34)は「北部地区の宝物でもあるスイセンを、ぜひ多くの皆さんに楽しんでもらいたい」と話していた。

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