アンフィールドで衝撃の完敗も「ショックではない」と遠藤航が言い切るワケは? 過密日程をむしろ歓迎「良いことだ」

リバプールで主力を担う遠藤航が、クリスタル・パレス戦への意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。

イングランド屈指の名門は4月11日、ヨーロッパリーグの準々決勝・第1レグで、イタリアの雄アタランタとアンフィールドで対戦。ホームで確実に先勝したいところだったが、まさかの0-3の完敗を喫し、非常に厳しい状況に追い込まれた。

それから3日後。18日に行なわれるアタランタとの再戦を前に、リバプールはプレミアリーグ第33節でパレスと相まみえる。過密日程ではあるが、一刻も早くモヤモヤを吹き飛ばしたい遠藤は「試合がすぐに来るのは良いことだ」と前向きだ。

「残念な結果だったけど、前に進む気持ちを持たないと。誰もが日曜日に向けてポジティブな反応を示さなければならない。(アタランタの敗戦は)ショックではない。フットボールでは起こり得るケースだ。ピッチで全力を尽くそうとしたが、結果が思い通りにならない時もある。そういうものだ。今は、次の試合に全力を尽くすだけだ」

【動画】リバプールが衝撃の完敗。アタランタ戦のハイライト
アタランタ戦で2か月ぶりにプレーしたディオゴ・イオタをはじめ、怪我人が戻ってきた点もプラス要素だ。

「ほぼ全員がプレーできるようになってきている。良い感じだ。団結して勝てるように頑張りたい。全員がプレーする必要があるし、毎試合勝つために努力をしないと。またアンフィールドで戦うのだから、力強くスタートする必要がある。攻撃面ではここ数試合よりも良くなければならない」

リフレッシュやリセットのためにベンチ外を予想する現地メディアもあるが、日本代表のキャプテンは中2日で再び先発するのか。

もっとも、遠藤自身はアタランタ戦直後のインタビューで「今はずっと出続けているけど、スタメンだろうが途中からだろうが、とにかくみんなの力が必要。与えられたチャンスをしっかり結果に繋げられるように、やっていきたい」と語っており、どんな役割でも120%の力を発揮するはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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