パドレスの変則モーション左腕が“大谷ストッパー”襲名? 5度の対戦で被安打0は「大きな成功」と地元メディア称賛

ナ・リーグ西地区でロサンゼルス・ドジャースと鎬を削っているのがサンディエゴ・パドレスだ。ここまで韓国・ソウルで2試合、敵地ドジャー・スタジアムで2試合の計4戦を戦って2勝2敗と五分の成績を収めている。

そんななか、パドレスで注目を浴びているのが、27歳の左腕トム・コスグローブだ。地元メディア『Inside The Padres』は、コスグローブが大谷翔平に対して2023年、24年シーズンで計5回対戦し、無安打に抑えている点にフィーチャーした。

「キャリアを通じてコスグローブは大谷と5回対戦し、無安打に抑えている。スリークォーターの左腕を“大谷ストッパー”と呼ぶのは早計かもしれないが、実際、二刀流のスーパースター相手に大きな成功を収めている」
大谷がロサンゼルス・エンジェルスに在籍していた23年は2度対戦。7月には大谷を完全に腰砕けにして奪った空振り三振が話題となった。今シーズンはすでに3度対戦。そのいずれでもコスグローブは安打を許していない。

「あの大谷を抑え込むのは、どんな投手だって簡単なことではない。今後も両チームの対決が続くなかで、コスグローブと大谷の対戦は注目に値する」

パドレスのダルビッシュ有、松井裕樹との日本人対決に加えて、コスグローブ対大谷の対戦も見逃せない。沈み込む変則モーションのスリークォーターを、はたして大谷は攻略できるのか。

構成●THE DIGEST編集部

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