【インド】リニュー、再エネ発電容量が10GW突破[公益]

インドの再生可能エネルギー発電大手リニューは10日、2023/24年度(23年4月~24年3月)に1,940メガワット(1.94ギガワット)相当の発電施設が完成したと発表した。同社の発電容量は10ギガワットを突破した。

昨年度に稼働した発電施設の内訳は、太陽光発電が1,174メガワット、風力発電が768メガワット。国内の発電企業による単年度での風力発電の増加幅としては過去最高となる。

リニューは11年、西部グジャラート州で風力発電を開始し、再エネ発電事業に参入した。14年からは太陽光発電事業も手がけている。

現在は10州で150カ所を超える再エネ発電施設を運営している。23/24年度の国内の太陽光発電と風力発電の全容量の約10%を同社が占めた。再エネの発電容量は27/28年度までに20ギガワットに拡大する見通しだ。

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