福島県郡山市の6つの施設で2024(令和6)年度、新たにネーミングライツ(施設命名権)による愛称の使用が始まった。このうちAGCエレクトロニクス郡山カルチャーパークで9日、看板の除幕式が行われた。
関係者や社員約50人が出席した。品川萬里市長が「多くの人に利用してもらい、全国に知られる『AGC』とともに郡山の名も広めていただきたい」、AGCエレクトロニクスの橋本重人社長は「地域に支えられて成長してきた。地域とともに持続的に成長し、発展していきたい」とあいさつした。佐藤政喜市議会議長が祝辞を述べた。
品川市長、橋本社長らが除幕し、社員らとともに新名称のスタートを喜んだ。契約期間は2026年度末までの3年。
カルチャーパーク以外の5施設の契約期間は2028年度末までの5年。ふれあい科学館は「高柳電設工業スペースパーク」、西部サッカー場は「仙台大学サッカーフィールド郡山」、東部森林公園は「タイセークリーン東部森林公園」、新さくら通りにある島歩道橋は「夢住まい館 島遊歩道」、麓山地区立体駐車場は「太陽メンテナンス麓山立体駐車場」の愛称となった。
郡山市のネーミングライツ導入は11施設となった。
(郡山版)