台湾産パイン使用のパンダ焼き、たい焼き販売開始 福島県喜多方市のえびす屋松崎商店 地震の被災地支援

販売を開始した「フルーツパンダ焼き」(右)と「フルーツたい焼き」

 台湾東部沖地震の被災地を支援しようと、福島県喜多方市のえびす屋松崎商店は、台湾産パイナップルを使った「フルーツパンダ焼き」と「フルーツたい焼き」の販売を開始した。

 東日本大震災での支援の恩返しを込め台湾産品の消費拡大を図る目的。名物のパンダ焼きにパイナップルの他、県産イチゴと会津若松市の日々庵のつぶあん、ホイップクリームをサンドし、食べ応えある一品に仕上げた。店員の酒井千加子さんは「花が見頃の喜多方で多くの方に食べてもらい、少しでも支援ができればうれしい」と話した。

 1個350円(税込み)。店内には募金箱を設置している。火曜定休。営業時間は午前10時から午後5時まで。問い合わせは同店へ。

(会津版)

© 株式会社福島民報社