小豆島で女児(6)と母親が刺し傷を負った事件 2年前に母親は娘を刺した容疑で逮捕・不起訴 池田知事「対応に問題はなかったが、検証を行う」【香川】

今月(4月)、香川県の小豆島で母親と娘が刺し傷を負い病院に運ばれた事件がありました。この家庭では2年前にも母親が娘を刺したとして逮捕され不起訴処分となっていますが、池田知事は、この家庭への対応に問題はなかったとしたうえで、同じような事件が起こらないようつとめたいと話しました。

(池田豊人 香川県知事)
「幼い子どもの命が2度も危険にさらされた、大変痛ましい事件であると思っております」

この事件は今月9日、香川県小豆島町で49歳の母親と6歳の女の子が刺し傷を負った状態で見つかり病院に運ばれたものです。母親は2年前にこの女の子を刺したとして殺人未遂容疑で逮捕され、その後不起訴処分となっています。

香川県の池田知事はきょう(15日)の会見で、この家庭について「2年前の事件のあと児童相談所で女の子を一時保護し、保護解除後も定期的に保護者への指導を行ってきた」と説明しました。最近では3月下旬に面会していたということです。

(池田豊人香川県知事)
「児童相談所において今回のことについても検証を行い、今後このようなことがおこらないよう県としてもつとめてまいりたい」

池田知事は、検証の結果について「必要な公開はしていきたい」と話しました。

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