「原点に立ち戻り『やります』の精神で」鈴木康友前浜松市長が出馬表明 支援求めて与野党や連合を行脚【静岡県知事選】

「もう一度、原点に立ち戻る」。5月9日に告示される静岡県知事選をめぐり、前の浜松市長の鈴木康友氏(66)が4月15日、正式に出馬を表明しました。

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<鈴木康友氏>
「これは『やります!』というスローガン。いまから17年前、最初に私が市長選に出たときのスローガン。もう一度原点に立ち戻り『やります!』の精神でこれからの県政の舵取りをしていきたい」

15日、知事選への出馬を正式に表明したのは、前浜松市長の鈴木康友氏です。鈴木氏は浜松市出身の66歳。衆議院議員を2期務めた後、2007年に浜松市長選で初当選し去年4月末まで4期16年務めました。

<鈴木康友氏>
「私がこれまで積み上げてきた知見、経験、ネットワークを全部注ぎ込んで、これからの静岡県の発展のためにオール静岡で取り組んでいく」

鈴木氏は会見後、川勝知事にあいさつをしたのち、自民党静岡県連に推薦願を提出しました。

<自民党静岡県連 増田享大幹事長>
「リニアとか野球場とか人口減少、産業の再生とかポイントはあると思います。一本化ということは強く求められていますので、みんなでいい方向に気持ちが1つになれるようにと思っています」

このほか、公明党、ふじのくに県民クラブ、連合静岡、国民民主党、立憲民主党にも推薦を求め、行脚しました。

<連合静岡 角山雅典会長>
「(鈴木氏は)県民のみなさんが本当に幸せに感じられるような、そういった県政をやっていきたいというところを強く述べられていましたので、その部分では非常に感銘を受けたかなと思っています」

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