ドル154円台へ上昇、1990年6月以来の高値

[15日 ロイター] - 15日の外国為替市場でドルが154円台に上昇し、1990年6月以来の高値を付けた。予想を上回る3月の米小売売上高を受け、ドル買いが強まった。

中東情勢が緊迫化する中、原油価格の高止まりを通じた米インフレ長期化が警戒されており、市場では米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期の織り込みが後ずれしている。

© ロイター