鹿児島県内は15日、暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となり、各地で大雨が降った。屋久島町南部に雨雲が停滞し、気象庁は午後4時40分までの1時間の解析雨量が120ミリ以上になったとして、全国で今年初となる記録的短時間大雨情報を発表した。
鹿児島地方気象台によると、奄美地方にあった前線が屋久島南部に北上し、湿った空気が流れ込んだ。
和泊町では、午前0時17分までの1時間に4月の観測史上最大となる75.5ミリの降水量を記録した。16日は雨や雷雨となる所があるが、高気圧に覆われて次第に晴れる見込み。