色彩豊かな動物画で知られる自閉症の画家・石村嘉成さんの個展が、19日から天満屋岡山店で開かれます。その見どころを紹介するシリーズ企画「なぜ今、石村嘉成なのか」。
今回は初めて立体的な展示に挑戦する「CUBE Room(キューブルーム)」の魅力に迫ります。
(石村嘉成さん)
「遊園地みたいなアトラクションにしたかったからです!」
展覧会の目玉のひとつが一辺が2.7mの立方体の部屋、「CUBE Room」です。嘉成さんの作品が部屋中に散りばめられ、来場者が中に入って鑑賞する新たな展示の試みです。
(石村嘉成さん)
「顔の表情があったり、新しい作品、縁起物の動物の作品がいろいろあったり。イメージとしてはたくさんのお客さんを喜ばせるためとても面白い、まるでテーマパークみたいなイメージで」
去年、高梁市で開かれた展覧会も「観る人を喜ばせたい」という想いにあふれていました。
(来場者)
「とってもきれいで感動しています」
「心がちょっと癒される。すごいとしか言いようがない」
新作の「CUBE Room」に展示される作品は、なんと約160枚!観る人に喜んでもらうため、嘉成さんの創作意欲はとどまるところを知りません。
ところで「CUBE Room」の模型は【画像①】のように撮影しました。会場では「CUBE Room」の中に入ってご覧になれます。
「石村嘉成展 生きものバンザイ!」は19日から岡山市北区の天満屋岡山店で始まります。午前10時~午後7時(最終入場 午後6時30分)