伊達市のイオンモール、オープンは「2026年以降」に…労働者確保が難航、建設工事に遅れ 福島

福島県伊達市に建設が進められている「イオンモール」のオープンは、2026年以降に遅れる見通しであることが、関係者への取材で分かりました。

阿部真奈記者「伊達市のイオンモール建設予定地に来ています。現場では工事車両が動いていますが、いまだ更地の状態が広がっています」

伊達市堂ノ内地区で建設計画が進められている「イオンモール北福島」。敷地面積およそ17万平方メートルの大型商業施設には、1日あたり5万7000人の集客と3000人の雇用が見込まれています。

当初、今年12月のオープンを予定していましたが、その予定が大きく遅れる見込みであることが、関係者への取材で明らかになりました。関係者によりますと、労働者の確保などが難航したことが原因で建設工事は遅れていて、イオン側からオープンは「2026年以降になる」と説明があったということです。

TUFの取材に対し、関係者は「伊達市のイオンモール建設にかかる市民の期待は大きい。一日でも早くオープンしてほしい」と話しました。また、伊達市は「様々な事情があって遅れていると思うが、できる限り早く開店してほしい」と話しています。

一方、イオンモールは「当初発表していた2024年以降のオープンに変更はない」とコメントしています。

関係者によりますと、イオンモールは4月中にもオープンに向けた概要などを正式に発表する見通しだということです。

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