交通安全と防犯意識高めて パトカーイメージ「パトバス」、県西部で初運行

県西部5市で運行を始めた「パトバス」

 県警と加越能バス(富山県高岡市江尻)などは15日、パトカーをイメージしてラッピングした路線バス「パトバス」の運行を始めた。パトカーのラッピング車両は、富山市中心部を走る路面電車の「パト電車」に続く取り組みで、県西部では初。

 加越能バスの1車両にラッピングを施した。乗客や住民に交通安全や防犯の意識を高めてもらおうと、車体の側面や背面に「横断歩道は歩行者優先」「特殊詐欺に注意」などのメッセージを記した。高岡、氷見、砺波、小矢部、南砺の5市で1年間走らせる。

 15日に加越能バス本社であった出発式では、石井敬千県警本部長と品川祐一郎県自動車販売店協会長、山本徹県議会議長らがあいさつした。

© 株式会社北日本新聞社