京都・南丹の小学校に伝統のスローガン看板 「生き生きにこにこ胡麻の子」

住民らの寄贈で胡麻郷小の前に設置された看板(京都府南丹市日吉町)

 京都府南丹市日吉町の胡麻郷小学校で、創立150周年を記念し、伝統のスローガン「生き生きにこにこ胡麻の子」を記した看板が完成した。健やかな成長を願い、住民らが寄贈した。

 同小学校は昨年度、150周年を迎えた。住民らでつくる記念事業実行委員会が事業の締めくくりに今月1日、敷地入り口と校舎玄関に看板を設けた。

 2カ所とも縦1メートル、横4メートルほど。約30年前に立てた同様の看板が従来もあったが、老朽化でさびが進んだ上、「日吉町立」の文字を「南丹市立」と印刷した紙で覆う状況だったため、学校の「顔」として、真新しい金属製に作り替えた。

 実行委員会は「毎朝看板を見て登校する子どもたちに、合言葉通りの元気な学校生活を送ってもらいたい」としている。

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