【早出し】信金中央金庫に紺綬褒章を伝達 

伝達式を終えて記念撮影する神野善則常務理事(前列左から3人目)と県内4市長、4信用金庫の理事長ら=山形市役所

 山形、米沢、鶴岡、新庄の各市にそれぞれ1千万円を寄付したとして、紺綬褒章を受章した信金中央金庫(東京)に対する4市合同の褒章伝達式が16日、山形市役所で行われた。

 信金中金は創立70周年を記念し、2020年度から3年間、企業版ふるさと納税制度を活用して全国の自治体に総額24億3500万円の寄付を行った。本県では、山形、米沢、鶴岡、新庄の各信用金庫の推薦により、4市に贈った。

 伝達式には、受章者側として信金中金の神野善則常務理事、星住圭一東北支店長と、4信用金庫の理事長らが出席。佐藤孝弘山形、近藤洋介米沢、皆川治鶴岡、山科朝則新庄の各市長が褒章を伝達した。

 寄付金は各市が観光や文化、産業振興などの地域創生事業に活用しており、各市長は事業の成果などを紹介して謝辞を述べた。神野常務理事は「地域が活性化しないと日本全体にも活力が出ない。信金を挙げてお手伝いしたい」と話した。

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