「将来を見据えた投資」約35億円投じた松山空港国際線ビル拡張「さらなる路線の開拓、利用者増に」

コロナが落ち着き増便が相次いでいる、松山空港国際線の旅客ビル拡張工事が完成し、17日、記念の式典が開かれました。

式典には、松山空港ビルの清水一郎社長や中村知事ら、およそ50人が出席しました。

(松山空港ビル・清水一郎社長)
「愛媛の空の玄関口なので、将来を見据えた投資をしていこうと、今回約35億円の投資をした」

清水社長らのあいさつに続いて、関係者がテープにはさみを入れ、国際線旅客ビルの拡張工事完成を祝いました。

松山空港ビルによりますと、今回の工事でチェックインカウンターが6から12に、待合席数が192から334に入国審査カウンターが6から10に増設されるなどしたことから、2機同時の運用も可能となりました。

(中村知事)
「県と市町、そして関係機関が一体となって、さらなる路線の開拓とか利用者増に結びつけていきたい」

松山空港国際線は現在、ソウル線とプサン線、それに台北線が合わせて週14往復運航中で、6月からはソウル線の増便に伴い週17往復になるほか、運休中の上海線の再開など今後も利用者の増加が期待されています。

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