「動物を見るだけではなく楽しみを提供できる」 盛岡市動物公園ZOOMOにカフェがオープン 飲食店の出店は2件目

盛岡市動物公園ZOOMO(ズーモ)に18日、本格自家焙煎コーヒーのカフェがオープンしました。障害のある人の就労を支援するカフェを通して、多様性を生かした人と動物、自然との共生を目指します。

盛岡市動物公園ZOOMOに入ってすぐの無料エリアZOOMOBASE(ズーモベース)に18日オープンしたのは「ZooCafe TekuTeku(ズーカフェテクテク)」です。障害のある人の就労継続支援事業を行っているNPO法人「フラット寺町」がテナントとして入居しました。毎日、午前10時から事業所の利用者と職員6人が自家焙煎コーヒーや軽食などを提供します。

(就労継続支援B型事業所 ファーム仁王 利府 充 所長)
「コーヒーにしても一粒ずつ悪い豆を弾いております。お菓子も丁寧に丁寧に皆さんで分量を量ったり混ぜたり人の手できちんと行われているのが一番の魅力だと思います」

これからの季節人気が出そうなのがこちらの「レインボーゼリーサイダー」です。

(記者リポート)
「シュワシュワのサイダーとともにゼリーがプチプチと口の中に入ってきて面白い食感です」

無料エリアZOOMOBASEへの飲食店の出店は2軒目です。

(盛岡市動物公園ZOOMO 村山 淳 副園長)
「動物園に来るのに動物を見るだけではなくて中に入らずとも楽しみを提供できると思います」

動物園の新たな形として多様性を取り入れたZOOMOはあさって、リニューアルから1年を迎えます。

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