軽井沢のレタス 生育に遅れ 3月の寒の戻りが影響【長野・軽井沢町】

軽井沢町の農産物直売所が今シーズンの営業を始めました。今年は天候の影響である異変が起きていました。

■大槻瞳アナウンサー
「きょうからオープンしたこちらの直売所には朝から続々とお客さんが来ています。
オープンに合わせ記念セールとしてお買い得商品もそろいます」

イチゴの大きめパックやキノコの詰め合わせなどがお値打ち価格!「みどりのひろば軽井沢」が今シーズンの営業を開始しました。アスパラガスやリーフレタスなど新鮮な野菜が並びます。

■軽井沢町内から
「(オープンを)待っていました」

■軽井沢町内から
「毎年楽しみにしているんですけど、すごくいいですよ。安いんですよ意外と」

■軽井沢町内から
「やっと始まってくれたのでうれしい。タケノコとアスパラ、ウド。キノコも安かったので(買った)」

地元の人が楽しみにしていたオープン。
ですが、今年はある異変が…

「もうちょっと葉物がほしかったけど、まだ少し早いみたい」

■大槻アナ
「今年どうでしょうか?」

■みどりのひろば軽井沢・坂本真由美さん
「今年はやはり寒さもあって…いつもだったらもうちょっと地元のレタスをたくさんもらっていたりするけれど、今年は全く軽井沢のレタスは入っていなくて」

3月の雪や寒の戻りが影響し地元の葉物野菜は生育に遅れが…。
県外産の野菜を多く扱い価格を上げざるを得ない状況だと言います。

■みどりのひろば軽井沢・坂本真由美さん
「5月末6月になってきて、どんどん品物が出来てくればみなさんにお安い価格で提供できると思う。農家さんも一生懸命頑張っていますので」

まだ収穫量は少ないものの昼夜の寒暖差と冷涼な気候が甘みを生み、今年も味や形は上出来だといいます。
天候に翻弄された今年。オープンを迎える不安もあったそうですが…

■みどりのひろば軽井沢・坂本真由美さん
「地元のお客さんとか来てもらえるのかなと、それが一番緊張したけど毎年見ているお客さんの顔を見られると、あーよかったってほっとしますね」

あふれんばかりの地元野菜が並ぶ日を待ちわびています。

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