特有のほろ苦さが特徴の「菜の花」。βカロテン、各種ビタミン、ミネラルなど栄養豊富で、特にビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラス! そんな菜の花を使った主菜と主食を、料理研究家の大庭英子さんに教えていただきました。
こちらもどうぞ。
菜の花と牛肉のしょうゆ炒め
ほろ苦い菜の花と甘辛牛肉の名コンビ。
1人分333kcal
材料(2人分)
菜の花……1束(約200g)
牛切り落とし肉……160g
片栗粉……大さじ1
サラダ油 ……大さじ1+大さじ½
酒……大さじ2
【A】
砂糖……大さじ½
しょうゆ……大さじ1½
こしょう……少々
作り方
❶菜の花は根元を少し切り落として水に10分ほどひたし、ぱりっとしたら、長さを半分に切って水けをきる。牛肉は片栗粉をまぶす。
❷フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、菜の花を中火で炒める。水大さじ2を加えて蓋をし、弱火で2分ほど蒸しゆでにして取り出す。
❸フライパンをさっと洗ってサラダ油大さじ½を熱し、牛肉を入れてほぐすようにして中火で炒める。肉の色が変わったら酒を振り、【A】を加えて炒め合わせ、②を戻し入れて手早く炒め合わせる。
菜の花とツナの混ぜご飯
ツナの塩けとうまみで調味料いらず!
1人分382kcal
材料(2人分)
菜の花……100g
ツナ缶……小1缶(70g)
あたたかいご飯……300g
いり白ごま……大さじ1
作り方
❶菜の花は根元を少し切り落として水に10分ほどひたし、ぱりっとさせる。
❷塩(分量外)を加えたたっぷりの湯に菜の花を入れ、煮立ってきたら1分ほどゆでる。冷水にとって冷まし、水けを絞る。みじん切りにし、再度水けを絞る。
❸ツナは油を捨てて粗くほぐす。
❹ボウルにご飯、②、③を入れ、しゃもじで切るようにして混ぜ、ごまを振って混ぜる。
※この記事は「ゆうゆう」2018年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
監修者
料理研究家 大庭英子
おおば・えいこ●料理研究家としてのキャリアは45年。食材の持ち味を生かし、身近な調味料を使って作る、食べ飽きない家庭料理には定評がある。また、ジャンルを超えた、圧倒的なおいしい料理には多くのファンが。『おいしい家庭料理の作り方』(学研プラス)、『68歳、ひとり暮らし。きょう何食べる?』(家の光協会)など、著書多数。