三郷駅周辺再開発など推進 名鉄と尾張旭市が地域活性化協定

協定書を手にする鈴木副社長執行役員(右)と柴田市長

 【尾東】名古屋鉄道は18日、尾張旭市と「地域活性化包括連携協定」を締結した。両者はこれまでも、尾張旭市制50周年記念事業やまちづくりに協力して取り組んでいる。今後は、名鉄瀬戸線三郷駅周辺の再開発などを推進していく予定。

 市役所で締結式が開かれ、名鉄の鈴木清美副社長執行役員と柴田浩市長が協定書を取り交わした。

 鈴木副社長執行役員は「名鉄は130周年、瀬戸線は120周年を迎え、『瀬戸線沿線価値向上プロジェクト』も開始した。協定を機に、市のPRや健康づくりにも協力し、地域活性化に取り組んでいきたい」と話した。柴田市長は「今回の協定締結は大変心強く、今後のまちの魅力向上や、未来のまちづくりにつながることを期待している」とあいさつした。

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