洞窟の最も奥深い場所からけが人救助の方法を確認 大型連休前に観光名所の龍泉洞で訓練 岩手・岩泉町

多くの観光客が訪れるゴールデンウイークを前に、岩手県岩泉町の龍泉洞で19日、けが人が出たことを想定した救助訓練が行われました。

この訓練は龍泉洞事務所が中心となって毎年行っているもので、今回は消防と警察、町の観光協会から計20人が参加しました。

19日は龍泉洞の最も奥にある「三原峠」で1人がけがをしたという想定で行われ、けが人を外へ運び出しました。参加者は狭い道やきつい勾配の階段を移動しながら、安全で迅速な救助の方法を確認していました。
龍泉洞は昨シーズン15万2000人の観光客が訪れていて、今年のゴールデンウイークは3万人の入場を見込んでいます。
訓練に参加した人たちは混雑する中でも、的確な救助が行えるよう事故に備えていました。

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