「支援に向けて最大限動いていく」「一緒に戦っていきたい」連合静岡や野党は鈴木氏支援で結束 大村氏は地元静岡市で初めての推薦状 静岡県知事選は異例の短期決戦へ

与野党対決の構図が鮮明になった静岡県知事選。立候補予定者の支援側も異例の短期決戦に向けた準備を加速しています。

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<ふじのくに県民クラブ 阿部卓也選対本部長>
「こうなったらいい選挙にしましょう」

連合静岡、立憲民主党と国民民主党の両県連、県議会の第2会派ふじのくに県民クラブの4者協議です。4者はすでに鈴木康友さんの推薦や支援の方針を固めていて、4月19日は選挙に向けて意見を交わしました。

<連合静岡 角山雅典会長>
「結束してやっていきましょうと改めて確認しましたので、県政をしっかり立て直していただき、将来世代にしっかり静岡県の良さを引き継いでいただく」

<ふじのくに県民クラブ 田口章会長>
「今回は4者がそれぞれ力を合わせてやっていこうという体制ですので私どもは会派所属議員が地域拡大して、康友氏の支援に向けて最大限動いていく」

4者は20日、総合選対会議を開き選挙の態勢や戦略などを協議する方針です。

一方、大村慎一さんは19日、自民党静岡市議団の控室に姿を見せました。

<大村慎一氏>
「これから全県で頑張っていきたいと思います。どうか皆様、私に力をお与えください。一緒に戦っていきたいと思います」

自民党静岡市議団は、県連が方針を固める前から大村さんを推薦することで合意していました。

<自民党静岡市議団 鈴木和彦会長>
「必勝を期して支援いたします」

市議団のほか静岡市内すべての支部からも推薦が決まり、大村さんは初めて推薦状を受け取りました。

<大村慎一氏>
「重みを感じております。身の引き締まる思いでございます」

大村さんの地元・静岡は一つにまとまりましたが…

<自民党静岡市議団 鈴木和彦会長>
「浜松も仲良しなんでねぼくらも。政令市で行ったり来たりしているから。まぁこうなるでしょうね。お願いには行きますよ」

自民党浜松では浜松市長を4期務めた鈴木さんを推す声もあり、組織としていまだ明確な態度を表明していません。

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